イル・カルピノ
少しづつ畑を買い足し、現在は17ヘクタール。15ヘクタールの所有と、2ヘクタールの賃借契約の畑があります。
私達が家族経営していることの、最大のメリットは、ワイン造りのすべての過程をコントロールすることが出来るという点で、それは生産から販売まですべてにあたります。私達は自分たちを農民だと思っていますが、農民であることは、今日とても大きな役割を担っていると感じています。なぜならこの土地の行き証人であり、表現者であり、また土地を守っている存在でもあるからです。
ワインは、畑に始まり、瓶に詰められることに終わる長いプロセスのほんのひと時ではあるのですが、畑を最大限に表現してやらなければならない存在なのです。ワインを通して土地そのものが語られ、世界中を旅することが出来るように。
フランコ・ソソル(Franco Sosol)